「ロング・ジョン・シルバー」ロバート・ルイス・スティーヴンソン:Robert Louis Stevenson – Return To Treasure Island (Long John Silver)

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Long John Silver's Return to Treasure Island (1954) ROBERT NEWTON

Long John Silver’s Return to Treasure Island (1954)
Robert Newton as Long John Silver 1954

Return To Treasure Island (Long John Silver)は、ロバート・ルイス・スティーヴンソンの「宝島」(Treasure Island)の続編となる海洋冒険小説です。
ロング・ジョン・シルバーは、宝島に残っている財宝を探しにジム・ホーキンスを伴って再び島に向かいます。しかし、島の宝を狙う他の海賊の一団や、島に残された海賊との争いなど…、新しい冒険物語が始まります。
これも何度も映画化されていますが、やはり1954年版のロバート・ニュートン(Robert Newton:1905-1956)のロング・ジョン・シルバーが当り役で、陽気で悪賢く、それでいて何故か憎めないキャラクターが印象的です。この人間的なアウトローはその後の海賊のイメージとなり、原作と共にロング・ジョン・シルバーという架空の悪人が海賊の代名詞となることに貢献しています。おそらくこの「宝島」シリーズは、物語の設定、キャラクター作りなどで、後の「パイレーツ・オブ・カリビアン」(Pirates of the Caribbean: The Curse of the Black Pearl 2003)など、その後の海賊映画に大きな影響を与えています。

ロバート・ニュートンは、ユナイテッド・アーチスツ(United Artists)の映画「80日間世界一周」(Around the World in 80 Days :1956)のフィックス氏(Mr. Fix)役も、物語を盛り上げる素晴らしい名演でした。

Long John Silver:Wikipedia
Robert Newton:Wikipedia

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