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サムデイ・スーン[歌詞和訳]ジュディ・コリンズ:Judy Collins – Someday Soon

人気がある歌,定番の名曲,未分類

Judy Collins – Someday Soon

Ian & Sylvia with Judy Collins - Someday Soon (live on CBC 1986)

Ian & Sylvia with Judy Collins – Someday Soon (live on CBC 1986)

スージー・ボガス : Suzy Bogguss – Someday Soon
スージー・ボガス(Suzy Bogguss)のカバーも好きなので掲載します。

SOMEDAY SOON

There’s a young man that I know, his age is twenty-one
Comes from down in southern Colorado
Just out of the service, he’s lookin’ for his fun
Someday soon, goin’ with him someday soon

My parents can not stand him ‘cause he rides the rodeo
My father says that he will leave me cryin’
I would follow him right down the toughest road I know
Someday soon, goin’ with him someday soon

But when he comes to call, my pa ain’t got a good word to say
Guess it’s ‘cause he’s just as wild in the younger days

So blow, you old Blue Northern, blow my love to me
He’s drivin’ in tonight from California
He loves his damned old rodeo as much as he loves me
Someday soon, goin’ with him someday soon

When he comes to call, my pa ain’t got a word to say
Guess it’s ‘cause he’s just as wild in the younger days

So blow, you old blue northern, blow my love to me
He’s drivin’ in tonight from California
He loves his damned old rodeo as much as he loves me
Someday soon, goin’ with him someday soon
Someday soon, goin’ with him

サムデイ・スーン(歌詞訳)

若い男の人と知り合ったの、彼は21歳
コロラドの南からやって来たの
除隊したばかりで、楽しみを探していたの
いつかもうすぐ、いつかもうすぐに彼と一緒に行くのよ

両親は彼に我慢できないの、だって彼はロデオに乗るから
父さんは言うの、彼はわたしを捨てて泣くことになるって
わたしは険しい道と分かっていても彼についてゆくわ
いつかもうすぐ、いつかもうすぐに彼と一緒に行くのよ

でも彼が呼びに来ると父さんは良い言葉は言わないの
そうだわ彼(父さん)だって若い頃には無茶だったんだわ

ねえ吹いて、北風さん、わたしのところへ恋人を運んできて
彼は今夜カリフォルニアからやって来るの
彼はわたしを愛していると同じくらいロデオに夢中なの
いつかもうすぐ、いつかもうすぐに彼と一緒に行くのよ

彼が呼びに来ると父さんは何も言わないの
そうだわと彼(父さん)だって若い頃には無茶してきたんだわ

ねえ吹いて、北風さん、わたしのところへ恋人を運んできて
彼は今夜カリフォルニアからやって来るの
彼はわたしを愛していると同じくらいロデオに夢中なの
いつかもうすぐ、いつかもうすぐに彼と一緒に行くのよ

「サムデイ・スーン」(Someday Soon)は、カナダのフォークソングのシンガー・ソングライターであるイアン・タイソン(Ian Tyson)の1964年の曲です。イアン・タイソンもIan & Sylviaのデュオで歌いましたが、ジュディ・コリンズが1969年にアルバム「Who Knows Where the Time Goes」でカバーして広く知られるようになりました。
「サムデイ・スーン」の歌詞の内容は意訳を読んでいただくと分かるように若い男に恋をした女性の話ですが、その父親の気持ちが描かれていることでストーリー性が感じられます。危険なロデオに夢中になっている流れ者の男、若い頃の自分のように無茶をする男に恋をした娘。きっとそんな父親に母親も恋をしたのでしょうか?そんな男に付いて行ったら苦労をすると、父親は良い返事をしないのですが、最後では黙っています。やはり父親である自分の若い頃に似た男を好きになる娘は可愛いからでしょう。あるいは、過ってはこの父親も同じような恋をして、今の家庭を築いたからでしょうか?この歌は恋の歌である以上に、この父と娘とのお互いの想いが伺われ、それが人々の共感を得てフォーク、カントリーのスタンダードとなった名曲です。

蛇足になりますが、今では有名な「アメージンググレース」を早くに、ポップス歌手とてレコーディングしたのは彼女です。公民権運動が盛んな当時、それまで教会宗教音楽、黒人のゴスペルであった1779年に出版されたイギリスの「ジョン・ニュートン」の曲を広くポピュラーなものにしました。これも彼女の歌声による歌の復権だと思います。
1976年のボストン・ポップス・オーケストラの公演ですが、今ではアメリカ人なら知らぬ者ないこの歌も、当時は歌詞カードを配布していたことが動画でも分かりますね。

JUDY COLLINS - "Amazing Grace" with the Boston Pops Orchestra 1976

JUDY COLLINS – “Amazing Grace" with the Boston Pops Orchestra 1976