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また逢いましょう[歌詞和訳・修正版]ベラ・リン:Vera Lynn – We’ll Meet Again(1943)

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We'll Meet Again, Vera Lynn, Original 1939 Version

Vera Lynn – We’ll Meet Again, Original 1939 Version

「We’ll Meet Again」(1943)は、イギリスの歌手・女優ベラ・リン(Vera Lynn:1917-)が主演した同名のミュージカル映画の主題歌です。
この歌は第二次世界大戦において従軍した兵士への想いを歌って、戦時下の人たちに将来の希望を与えました。戦争に勝つというメッセージではなく、生きて、親しい人を想い、再び逢いましょうという庶民の強い想いが歌詞に込められています。
人が辛い境遇を乗り越えるて生きてゆこうと希望を持つためには、他の人との絆、心の助けが必要なのだと思わせてくれる歌です。

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We’ll Meet Again歌詞

We’ll meet again,
Don’t know where,don’t know when.
But I know we’ll meet again, some sunny day.

Keep smiling through ,
Just like you always do,
Till the blue skies chase those dark clouds, far away.

So I will just say hello,
To the folks that you know,
Tell them you won’t be long,
They’ll be happy to know that as I saw you go
You were singing this song

We’ll meet again,
Don’t know where,don’t know when.
But I know we’ll meet again, some sunny day.

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We’ll Meet Again(歌詞和訳)

また逢えるでしょう
どこかは分らず、何時とは分らない
けれどわたしたちは明るく晴れた日にまた逢えるでしょう
あなたはいつもしてきたように笑顔でいて
青空が暗い雲を遠くへ運び去るまで

だからわたしはあなたの知っている人たちに挨拶して
もうすぐ逢えると伝えるの
みんな知れば幸せになるわ あなたがわたしに逢って
わたしがこの歌を歌っていたことを

また逢えるでしょう
どこかは分らず、何時とは分らない
けれどわたしたちは明るく晴れた日にまた逢えるでしょう

2009年にイギリスのドイツ宣戦布告70周年に際して、92歳になったベラ・リンによる同名の自伝が出版され、同時にデッカ・レコードからコンビネーション・アルバム「We’ll Meet Again: Very Best of Vera Lynn」がリリースされて、イギリス国内でアルバム・チャート1位になった他、英語圏とヨーロッパの多くの国で再び大ヒットしました。
忘れられつつある戦争下での人々の前向きな希望が再認識されたのだと思います。
未来への希望を歌ったこの歌は、過去にも多くの歌手がカバーしました。そしてこれからも新しい世代に歌い継がれてゆくと思います。

Land of Hope and Glory (2007 Remaster)

Vera Lynn – Land of Hope and Glory

Vera Lynn:Wikipedia
We’ll Meet Again:Wikipedia

コメントをどうぞ

  1. ワタナベケンイチ より:

    ここのコラムには、僕の趣向に合った曲が選択されてあって、好感を感じてます。

    ただ、この曲が物語の最後に効果的に(皮肉めいて?)使われた映画『博士の異常な愛情』への言及がないなあ…と思いました。いろんなことに詳しい筆者だと思ってるのに?

  2. Deo.T より:

    私がこの歌をはじめて知ったのは「博士の異常な愛情」のラストシーンでした。世界中で原水爆が落ちて爆発していくシーンに流れていました。余談ですが、映画「渚にて」のラストシーンでも、人類が死滅して誰もいなくなったオーストラリア・キャンベラ?の広場。「まだ間に合う!」との横断幕の上に「ウォティング・マチルダ」のオーケストラの一部が流れています。「博士の異常な愛情」や「渚にて」のラストシーン、ともに地球環境を守ろう、世界が平和であれ、の世界中の庶民の気持ちが、皮肉というよりは、祈りの曲として感じています。