PR

ニーノ・ロータ:Nino Rota -「キンカン」 Fortunella (Soundtrack)

定番の名曲
記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク

ニーノ・ロータ(Nino Rota)映画音楽の原点

Fortunella (From "Fortunella" Original Soundtrack)

Fortunella (キンカン1957)Fortunella (From “Fortunella” Original Soundtrack)  監督:Eduardo De Filippo

スポンサーリンク

Playlist: Fortunella (Original Soundtrack) [1957]

Fortunella Soundtrack プレイリストで視聴できます。

イタリア映画「Fortunella」(キンカン,Happy-go-lucky Girl:1957)は、ヴィットリオ・デ・シーカ(Vittorio De Sica)が監督した「あゝ結婚」(Marriage Italian Style:1964)や「昨日・今日・明日」(Yesterday Today and Tomorrow:1963)の脚本を書いたエドゥアルド・デ・フィリッポ(Eduardo De Filippo:1900-1984)の監督作品です。エドゥアルド・デ・フィリッポはイタリアのナポリ出身の作家や詩人、劇作家、脚本家、また俳優として活躍した有名な才人です。

スポンサーリンク

ニーノ・ロータ(Nino Rota)の「キンカン」( Fortunella)は彼の映画音楽への関わりの原点

「キンカン」はこの映画でジュリエッタ・マシーナが演じた主人公Nanda Diotalleviのニック・ネームです。映画は明るく楽しい楽天的な、とても愛すべきコメディドラマです。
この映画には脚本にフェデリコ・フェリーニが参加、ジュリエッタ・マシーナが主演、ニーノ・ロータ(Nino Rota:1911-1979)が音楽を担当するなど、実質的にはフェリーニ映画とも思えるスタッフとキャストです。 日本では余り知られていない映画ですが、この映画が特に伝説的であるのは、ニーノ・ロータのサウンドトラックに因ります。このサウンド・トラックのメロディは後にフェリーニの「甘い生活」やフランシス・コッポラの「ゴッド・ファーザー」にも再使用されました。特に有名なのは「ゴッド・ファーザーのテーマ」です。ちょっと有名なトリビアですので覚えておいても良いと思います。
この頃、ニーノ・ロータはハリウッドの名匠キング・ヴィダーが監督した大作『戦争と平和』(1956)やフェデリコ・フェリーニ監督作品「カビリアの夜」(Le Notti di Cabiria:1957)、ルキノ・ヴィスコンティ監督作品「白夜」(Le Notti bianche:1957)(主題歌「スクーザミ」)などで、映画音楽の作曲家としての地位も確立しました。
映画「Fortunella」のサウンドトラックはノスタルジックな雰囲気とエキゾチックな雰囲気を併せ持ったニーノ・ロータの映画音楽の魅力溢れる貴重な音源です。

The Godfather Theme - Nino Rota

Nino Rota – The Godfather (Love Theme)

ニーノ・ロータ:Wikipedia
Eduardo De Filippo:Wikipedia

コメントをどうぞ