PR

雨にぬれた朝 [歌詞和訳] キャット・スティーヴンス:Cat Stevens – Morning has broken

人気がある歌
記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク

Cat Stevens - Morning has broken

Cat Stevens – Morning has broken 1976

原曲:ゲール語民謡、作詞:エレノア・ファージョン(Eleanor Farjeon:1881~1965)

スポンサーリンク

【Morning has broken 歌詞】

Morning has broken,
like the first morning
Blackbird has spoken,
like the first bird
Praise for the singing,
praise for the morning
Praise for the springing
fresh from the word

Sweet the rain’s new fall,
sunlit from heaven
Like the first dewfall,
on the first grass
Praise for the sweetness
of the wet garden
Sprung in completeness
where His feet pass

Mine is the sunlight,
mine is the morning
Born of the one light,
Eden saw play
Praise with elation,
praise every morning
God’s recreation
of the new day

Morning has broken,
like the first morning
Blackbird has spoken,
like the first bird
Praise for the singing,
praise for the morning
Praise for the springing
fresh from the word

スポンサーリンク

雨にぬれた朝(歌詞和訳)

夜は明けた
はじめての朝のように
クロツグミは話していた
最初の鳥のように
歌うことを讃えよう
夜明けを讃えよう
御言葉から新しく湧き出ずるものを讃えよう

優しい雨の新しい滴は
天からの光を受けて
はじめの草の上に
はじめて露が降りるように
濡れた庭の
優しさを讃えよう
彼の方が通り過ぎた所に
生まれ出た

その陽の光に私は在り
その朝に私は在る
エデンの園に生まれた
ひとすじの光に
喜びをもって讃えよう
全ての朝に讃えよう
神さまが新しく創られた
新たな一日を

夜は明けた
はじめての朝のような
クロツグミが話していた
最初の鳥のように
歌うことを讃えよう
夜明けを讃えよう
言葉から新しく湧き出ずるものを讃えよう

スポンサーリンク

雨にぬれた朝は生き喜びへの感謝の歌

「雨にぬれた朝」(Morning has broken)はキャット・スティーヴンス(Cat Stevens/Steven Demetre Georgiou/ユスフ・イスラム-Yusuf Islam:1948–)の1971年のヒット曲で、彼はこの曲で広く人気を得ることになりました。キャット・スティーヴンスは歌手としては珍しく内向的な性格の人のようで、宗教的な意味合いを持った歌も歌いました。また、自らの信仰を追及し、キリスト教からイスラム教に改宗し、1978年にユスフ・イスラム(Yusuf Islam)と改名しました。「Morning has broken」はそんな彼らしいキリスト教徒時代の曲です。

「Morning has broken」という曲はゲール語(ケルト人の言語、インド・ヨーロッパ語族ケルト語派の言語で主にアイルランド語)民謡としてスコットランドに伝わっていた「Leanabh an Aigh」「バンエッサン」(Bunessan:町の名前)と云われる歌に、「ムギと王さま」(The Little Bookroom)、「リンゴ畑のマーティン・ピピン」(Martin Pipin in the Apple Orchard)、「町かどのジム」(Jim at the Corner)などの児童文学で知られるイギリスの女流作家エレノア・ファージョン(Eleanor Farjeon:1881~1965)が1931年にキリスト教信仰の詩を付けたものです。
つまり原曲であるゲール民謡をスコットランドのマル島のメリアー・マクドナルドが「Child in a Manger」の曲として整備したものが、エレノア・ファージョンのキリスト教信仰の詩と合体して讃美歌となったものです。日本ではこの歌は讃美歌444番「世のはじめさながらに」となりました。

歌詞は意訳を参考にしていただきますが、意味としては
「新しい朝が来て、クロツグミは神様が創造された最初の鳥のように鳴く、その歌声、新しい朝を主の御言葉から与えられ、湧き出る喜びを讃えよう。優しく降っている雨も新しく、陽の光に輝いて、それはこの世に初めて芽生えた草の上に露が降りたよう。濡れた庭の優しさを讃えよう。それは彼の方(主)が通り過ぎた所に生まれたものだから。その恵みの光の中に私はいるのだ。その新しい朝の中に私はいるのだ。それはエデンの園に差した一筋の光なのだ。この喜びを讃えよう。めぐり来る毎日の朝を讃えよう。それは神様が新しく創られる一日なのだから。」
というものです。讃美歌444番「世のはじめさながらに」の歌詞はこれを要約しています。

キリスト教徒でなくても、日々生きている喜び、苦しみや悲しみは持つものです。平凡でつまらない日などはありません。それでも昨日までは辛くとも、新しい朝が来れば新しい世界がやって来る。鳥でさえ朝になれば生きている証に鳴き、雨の滴さえ陽を受けて輝きます。そんな前向きな考えで生きてゆくことで、新しい生きる喜びと感動が得られます。

BUNESSAN (Gaelic Tune) - THIS DAY GOD GIVES ME [Relaxing and Healing Harp]

This Day God Gives Me (Bunessan) [harp] – Morning Has Broken –

世のはじめさながらに / 森山良子

森山良子 – 世のはじめさながらに

讃美歌444番:世のはじめさながらに

世のはじめ さながらに
あさひてり 鳥うとう

みことばに わきいずる
きよきさち つきせじ

世のはじめ 朝つゆの
おきしごと 雨ふり
キリストの ふみゆきし
園のさま  なつかし

世のはじめ さしいでし
みひかりを あびつつ
あたらしき あめつちの
いとなみに あずからん

Cat Stevens:Wikipedia
キャット・スティーヴンス:Wikipedia
Eleanor Farjeon:Wikipedia

コメントをどうぞ