ロスト・ワールド「失われた世界」:Lost World(1925)

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The Lost World (1925) by Harry O. Hoyt Full Movie

The Lost World (1925) by Harry O. Hoyt Full Movie

「失われた世界」(The Lost World)は、「シャーロック・ホームズ」シリーズで有名なアーサー・コナン・ドイル(Sir Arthur Conan Doyle KBE:1859-1930)が、1912年に書いたSF冒険小説です。
新聞記者エドワード・ダン・マローン、古生物学者チャレンジャー教授、サマリー教授、冒険家ジョン・ロクストン卿が南米アマゾンの奥地に聳え立つ台地に恐竜などの先史時代の生物を探す旅をするものです。
SF冒険小説、特に人類未踏の地への物語は、フランスのジュール・ヴェルヌ(1828-1905)がいますが、イギリスでの博物学的興味やアニマル・ハンター、プラント・ハンターの隆盛もあって、コナン・ドイルはこれらを多分にパロディ化して、イギリス流の皮肉やジョークを入れながら、大衆娯楽小説として書いています。
登場人物では、チャレンジャー教授(Professor Challenger)がエキセントリックな性格で印象深く、その名の通り挑戦者にふさわしいキャラクターです。またイギリスで1872年から1976年に政府援助で大西洋、太平洋、南極洋の調査を行った船舶名チャレンジャー号に由来したものだと思います。

1925年のサイレント映画「失われた世界」(監督:ハリー・O・ホイト)はウィリス・オブライエンによるモデル・アニメーション(またはストップモーション・アニメーション)で有名な作品です。この映画は原作小説と結末が異なります。マイケル・クライトン(John Michael Crichton:1942-2008)原作の映画「ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク」(The Lost World: Jurassic Park:1997)の結末がマイケル・クライトンの小説と異なるのも、この映画の結末を踏襲したからです。
1925年の映画に登場する恐竜の数は、スピルバーグの「ジュラシック・パーク:1993」に破られるまで長年トップの地位にありました。「眠り山の幽霊」(The Ghost of Slumber Mountain:1919)で認められた恐竜好きのウィリス・オブライエンらしい生き生きとした動きに注目してください。この作品の成功でウィリス・オブライエンは、1933年に「キング・コング」を手掛けることになりました。

アーサー・コナン・ドイル:Wikipedia
失われた世界:Wikipedia
The Lost World:wikisource

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