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安藤広重「東海道五十三次」について 2

葛飾北斎「富嶽三十六景・神奈川沖浪裏(通称:波裏富士)」との比較

「A」図


「B」図


 引き続いて浮世絵の構図について少し書いてみます。
 今回は葛飾北斎との比較です。
 「A」図は葛飾北斎の浮世絵「富嶽三十六景・神奈川沖浪裏(通称:波裏富士)」です。「富嶽三十六景」は天保初年から天保2年頃より制作されたシリーズで、西村永寿堂から出版されました。北斎の代表作といえます。
 次に「B」図は前回でも載せた広重の「東海道五十三次之内」箱根の絵です。こちらも広重の代表作です。
 前回の解説をお読みになった方はもう構図が似ていることに気が付かれると思います。そうですこの浮世絵の代表作である二つの絵の基本的な構図は同じなのです。広重が保永堂から「東海道五十三次之内」シリーズを刊行したのは天保3年から4年の初め頃ですから、北斎の「富嶽三十六景」の少し後になります。なんだ広重は北斎の構図を真似たのかと評価するのではありません。前回に書いたとおり、浮世絵はしっかりとした基本構図を踏まえたうえで、個々の絵師の独創性が発揮されることをお話したいのです。
 どのような分野でも基本があり、そのうえで熟練した技や個性が生きてくるものです。奇抜な着想だけの絵画には後継者は現れません。現代は個性や感性を評価する時代ですが、現代絵画の作家が陥る基本の欠落は江戸時代の浮世絵師にはなかったのです。


すこし話が堅いと思いますので、ビジュアルで構図を確認してください。
変化の途中で止めてみると良く分かります。



こちらはおまけ:波裏富士を写真風に再現すると・・・

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